(招待講演に関する感想をいただきましたKNに謝意を申し上げます)
日本心理臨床学会第21回大会は、今年名古屋にて開催されました。
今回、名古屋の中京大学で開催された日本心理臨床学会の特別講演はニュージーランド在住のイアン・エヴァンス先生のものでした。講演では「心理アセスメントにおける主たる動向:臨床心理アセスメントの基礎原理とは何か?」ということがテーマに取り上げられ、先生のお話の中で異文化的意識というものに非常に共感を覚えました。日本も、現代は様々な国の人たちとの交流があります。臨床の現場で文化的背景の違う人たちと出会った時、自分自身がクロスーカルチュアルな物の考え方が出来るかという事は非常に大切な点だと思います。先生のお話の中では、臨床家が異文化のクライエントに対し面接中に考えるべきこととして以下の3点をあげられました。
これらのことを、是非自分の面接場面の教示として取り入れていければと感じています。
パッチ アダムズ先生がアメリカのヘルスケアについて違った観点からお話しをされました。非常に興味深く、また思慮深いお話しでした。
アダムズ先生は、コミュニティ病院を開設するために過去30年間に渡りご自身と仲間の皆さんがどのような努力をなさってこられたかをお話しになりました。
先生の目指すコミュニティ病院ではヘルプや治療を求めて来る患者全員にフリーヘルスケアを提供します。
また、アメリカの健康保険制度により課せられる治療の質の制限を受ける必要は無く、また、
サービスに対する報酬を受け取っていないため、医療過誤に対処するための高額な保険料を支払う必要がありません。
アダムズ先生と彼と同じビジョンを持っている献身的なヘルスケアプロフェショナルのチームは30年もの月日をかけてようやく成功に
辿り着きそうです。この長い年月の間にアダムズ先生は何千人もの人にヘルスケアを提供してきました。
彼の、ケアと治療は「欲望と権力」に基づくシステムとしてではなくコミュニティ内のサービスとして提供されるべきであるという見方は
東京での2000人もの傾聴者によって暖かい歓迎を受けました。
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